先日、名古屋で、労組のコミュニケーション研修を担当してまいりました。
研修の概要は以下の通りです。
【S労働組合コミュニケーション研修概要】
<テーマ>「コミュニケーションを改善し、チーム力を高める。」
<ねらい>
1.コミュニケーションの基盤となる自尊心の重要性を学ぶ。
2.コミュニケーションの重要性を学ぶ。
3.コミュニケーションの改善ポイントを学ぶ。
<プログラムの内容>
セッション1「自尊心の重要性」
セッション2「コミュニケーションの重要性」
セッション3「コミュニケーションの改善ポイント」
参加メンバーのみなさんは、総勢40名弱。4時間にわたる講座でした。
スタッフの皆さんの心強いご支援と、すばらしいメンバーの皆さんに恵まれて、楽しく充実したよき学びの場をともに共有することができました。みなさん本当にありがとうございました。
午前中に会議があり、研修は、午後からの開始となりました。
メンバーのみなさんは、研修の始まる前から、和気あいあいとした雰囲気があり、フレンドリーでよく通じ合えるものをもっていらっしゃるご様子で、普段からコミュニケーションを大切にしていらっしゃるんだなぁと実感いたしました。
メンバーのみなさんにとって、研修日は休日であり、休日を押してのご参加にもかかわらず、研修当初から、真剣に、集中してプログラムに参加してくださいました。
やはり、普段からコミュニケーションを大切にしていることもあり、メンバー個々人のみなさんのコミュニケーションスキルやチームスキルは高く、即席のチームに関わらず、あっという間にまとまりのある力強いチームとして様々な課題に取り組んでいただきました。
お互いに気のおけない仲間として受け入れ、心を開き、本音で語り合うメンバーのみなさんを見て、まさに信頼関係の重要性とその大きな力、可能性を実感することができました。メンバーに恵まれた素晴らしい組織だなぁと実感した次第です。
最近の経営学の傾向では、強欲で酷薄な施策や行き過ぎた成果主義などが、失敗し、非難されるようになってきており、人間性の重要性が改めて主張されるようになってきています。私も、全く同感であり、人や組織が、本当の意味で成長し、活躍していくために必要なことは、暗い陰謀ではなくて、もっともっと単純でシンプル、分かりやすくて暖かい、まさに信頼、思いやり、気高いこころざし、まさに人間性なんだろうと思います。
今回担当させていただいたS労組さんは、全国組織でもあり、実は、他の地域でも研修を担当させていただいているのですが、そんな関わりから、当労組さんは、まさにそうした人間性を大切に、体を張って信頼の大切さを訴え、愛と絆を守ってきている組織だと思います。そうした普段からのご努力が、こうしたイベントにまさに具体的に反映されていらっしゃる。
今回も、こうした素晴らしい方々の研修を担当させていただいたこと、大変光栄に思っております。
厳しい時代の中で、大切な価値を守り通すことは、簡単なことではありませんが、私どもも同志と考えております、共にがんばりましょう!