2日間にわたって、東京の大手IT企業グループで、内定者研修を担当してまいりました。プログラムは、弊社のアトランティックプロジェクトで、受講された内定者のみなさんは、15名。素晴らしいスタッフの皆さんと受講者の皆さんのとともに、充実した良き学びの場を展開できたと実感しております。研修の概要は次の通りです。
【Kグループ内定者研修「アトランティックプロジェクト」概要】
<テーマ> 自分らしく輝く魅力的なビジネスパーソンとなるための第一歩を踏み出す。
<ねらい>
1.企業活動の全体像を理解する。
2.コミュニケーションとチームスキルを体得する。
3.プレゼンテーションスキルの向上を図る。
4.ビジネスパーソンに必要な知識(損益のしくみ、仕事の進め方、組織のしくみ、等)について学ぶ。
<日程> 2日間
<スケジュール>
初日 午前中「第1部 キックオフ編」 午後「第2部 プロジェクト編」
2日目 午前中「第3部 プレゼンテーション編」 午後「第4部 キャリアヴィジョン編」
受講者は、現在大学生であり、2日間という長時間にわたる研修は、生まれて初めてのことだろうと思いますが、集中をとぎらすことなく、真剣に講座に向かってくれました。おかげさまで、本当に素晴らしい充実したエネルギーの高い学びの場とすることができました。本当にありがとうございました。
プログラムは、4部構成であり、第一部でチームを作り、第二部でプロジェクトを遂行し、その結果できあがったアトランティックカーを第三部でプレゼンテーションを行い、第4部でプロジェクト全体の成功を祝うと同時に将来のヴィジョンを定める、といった一連のプロジェクトチームシミュレーションを展開する展開となりました。
回を追うごとに、内定者たちは、絆が強まり、どんどんよいチームへと変貌を遂げて行く様子が手に取るように分かりました。今年の内定者たちは、個性が強く、魅力的な個々人であると同時に、あくが強いメンバーでもあるので、チームとしてうまくやれるかどうかの心配がありましたが、そんな懸念を払しょくするように、見事なチームワークを成し遂げてくれたと思います。メンバー個々人も、当初はどことなく固い様子だったけれども、展開とともにどんどん自由になり、表情が変わり、持ち前の元気さと明るさをいかんなく発揮して、それぞれのステップで要求される課題を見事に乗り越えてくれました。中でも、創作実習的な要素の強いプレゼンテーション編において、ゼロから何かを作り出すという最も難しい課題に挑戦し、見事な作品を生み出してくれたことが印象的でした。各チームのプレゼンテーションは、それはみごとなものであり、あんな短時間で準備したとは思えないほどの完成度の高さであり、笑いと感動とドラマのある素晴らしい結果を残してくれたと思います。
一連の体験を通して、会社経営の全体像と、そのドラマティックでロマンティックな側面、仕事の厳しさと本質的な面白さ、チームと仲間の素晴らしさと大切さ、そして、自分自信の素晴らしい潜在性と可能性を学びとることができたのではないかともいます。
受講してくれた内定者の皆さんは、これから社会人としてのいろんな体験が待ち受けているのだろうと思います。そんな体験の中には、うれしいことばかりではなく、大変でつらいものもあるかもしれません。しかし、どんな体験であれ、大きな志に向けた糧であるということを忘れずに、乗り越えられる冒険に付き物の障害なのだということを忘れずに、勇敢に立ち向かい、力強く自分らしく幸せなキャリアをはぐくんでもらいたいと切に願います。素晴らしいメンバーのみなさん、ともに幸せに生きましょう!
最後に、ご協力いただいたスタッフのみなさん、そして受講者のみなさん、本当にありがとうございました!