月別アーカイブ: 2016年1月

自尊心とコミュニケーション ②自尊心と聴く力

また、自尊心が損なわれている場合は、人の話に耳を傾けることができません。

自分は弱く脅威にさらされていると思い込んでいる人は、他人からの働き掛けを脅威や攻撃ととらえてしまう癖がついています。ですから、相手の語る言葉を、ありのままに受け止めることができずに、驚くほど歪曲して、受け止めてしてしまう傾向が強くなります。

どこかに悪意、悪巧み、罠があるのではと疑ってしまい、常に過剰防衛の姿勢で人と向き合ってしまうので、健全な関係性が育みづらくなってしまうのです。

自分の本質は醜く、愛されるはずがないと思い込んでいる人は、他人からの優しさや愛情を素直に受け止めることができません。その愛情は、自分の表面的な演技の反応からくるものと解釈しているので、いつか自分の本質がばれたら、嫌われるに違いないと思い込んでいるのです。ですから、人と落ち着いてじっくりと深くかかわる、正直に誠実に向き合うということができずに、豊かで生き生きとした人間関係を育むことが、非常に困難となってしまうのです。

自分の内面は崩れやすくもろいものだと思い込んでいる人は、他人の考えを受け入れると、自分を見失ってしまうのではないかと言う恐怖があるので、他人の意見に耳を傾けることができません。他人を快く受け止めるだけの度量がないのです。

こうして、自尊心が損なわれている人は、人の話に耳を傾けることが難しくなり、また、前述のとおり、話すことにも苦手意識が強くなってしまうので、コミュニケーションの問題を多く抱えてしまうことになり、健全な人間関係が育みづらくなってしまいます。

自尊心とコミュニケーション ①自尊心と話す力

自尊心とは、現状のありのままの自分を尊いと思える魂の健全さのことであり、傲慢さや自惚れとは違います。

傲慢さや自惚れは、自分の本質が、醜く愚かで劣っていると思い込んでいるので、それを隠そうとしたり、否定しようとするが故の無理=劣等感から起こる態度であって、決して健全な自信からくるものではありません。

一方、自尊心は、不完全で欠点のある自分を嫌わずに、そのまま受け入れて、発展途上の自分を、それで良しとすることができるので、自分のありのままを隠そうとしたり、ごまかそうとする必要がありません。

健全な自尊心は、さまざまな病理や心の病を防衛する強力な免疫力ともなり、前向きな生き方、チャレンジ精神、たくましく粘り強い態度の原点となるとも言われております。

その意味での自尊心は、人間関係やコミュニケーションにも大きく影響を及ぼします。

このシリーズでは、自尊心とコミュニケーションの問題に焦点を当てて、その原因と改善方法を探求していきたいと思います。

1.自尊心と話す力

自尊心が欠如していると、相手に語ることができません。

自分に価値を見いだせない人は、自分の内面でひらめいたアイデアや考えに価値があるとは思えません。ですから、それをあえて他人に伝える必要性も感じないし、他人に馬鹿にされたり否定されたりする可能性を乗り越えてまで話そうとする勇気が湧いてきません。

自分がつまらなく意味のない存在だと思い込んでいる人は、他人に話しかけることができません。「こんなダメな自分と話すことは、相手にとって、時間の無駄遣いである」と罪悪感を感じてしまうのです。ですから、時には、あたりまえな挨拶、日常会話に事欠くようになり、最低限な報告や相談、メールの返信、連絡すらまともにすることができなくなってしまうのです。

一方で、相手は、本人が、そんな悩みを抱えているとは全く分かっていませんので、当然あるべき報告や連絡をしてこない理由がわからず、悪意があるのでは?嫌って避けているのでは?などと誤解されてしまうことが多く、後々の人間関係に悪影響を及ぼしていくことになるのです。

 

明日は、大学最終講

明日は、担当している大学授業、キャリア形成論の今期の最終講です。

キャリア形成論は、生き方講座ともいえる講座であり、人生を自分らしく力強く生きていくために必要な知識やスキル、哲学を学ぶ講座です。

おかげさまで、今期も素晴らしい学生たちに恵まれて、とても印象的な楽しく充実した学びの場となりました。学生のみなさん、本とうにありがとう。

それから、本講座では、私の尊敬する友人であるSさんに、リーダーシップに関する講演もしていただきました。Sさんは、実社会の大きな組織の長としてリーダーシップを発揮して活躍されている方であり、学生たちは、輝く社会人の見本ともなるかたのお話を聞けて、とても喜んでいたと同時に、授業に参加する態度も前向きになってくれたような気がします。Sさん、本当にありがとうございました。

最近は、授業を受講してくれた学生たちから、どんどん活躍する若者が出てきており、私のひそかな自慢となっています。

・プロ野球選手となり、現在活躍中の人、

・ボランティア活動を通して企業と協力し、新商品を企画開発した学生、

・競技かるたの実演会を中学校で開催し、中学生たちに自尊心の重要性を熱く語った学生、

などなど、頼もしい学生たち、若者たちがどんどん出てきているのです。

私の授業のおかげでなんて大それたことは言いませんが、成功を喜んで報告に来てくれることは、とてもうれしく、これこそ、教育者冥利に尽きることですよね。こういう仕事をさせて頂いていることが、本当にありがたいことだと思っております。

明日の最終講のテーマは、「主体的に生きる」です。主体的にたくましく生きるためのポイントについて学びたいと思います。

明日にかけて雪が降るとのことで、弊社の立地は、高台にあり、相当きつい坂もあるので、少々心配ですが、がんばっていってまいりたいと思います。

 

新年あけましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

写真は、私の実家、横須賀市ハイランドからの富士山です。

DSCF4687

私ども夫婦の実家が横須賀であり、私どもも横須賀に引っ越したので、お正月は、ご近所周りのような感覚で、実家とともに楽しく過ごすことができました。家族が近場にあるということは、物理的にも精神的にも本当に良いですね、実際にそう暮らしてみて、その良さを実感しています。この環境に感謝です。

さて、はやくも2016年です。今年も挑戦したいことは、山ほどありますよ。

・新規のお客さんを開拓して売り上げをUP!

・自尊心に関する書籍を出版。

・自尊心関連の講演会を広く展開したい。

・楽しく充実した毎日としたい!

・地球の平和と愛と信頼の回復に貢献したい!

などなど、がんばってまいりたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。