火星表面に水の流れ?

   火星表面に水の流れ? 生命存在の謎解明へ NASA探査機が観測
                    2011.8.5 09:58  MSN 産経ニュース

 NASAの無人探査機がとらえた火星の表面。斜面に沿って縦に伸びる色の暗い何本もの細い線が、水が流れている場所とみられる(NASA提供・共同)
 米航空宇宙局(NASA)は4日、無人探査機のデータを分析した結果、火星の表面に液体の水が流れている可能性を示す痕跡を見つけたと発表した。真水だと低温で凍ってしまうため、ある程度の塩分を含むとみている。5日付の米科学誌サイエンスに掲載された。火星には極地や高緯度地域で水が氷の状態で存在することが分かっているが、生命の存在に欠かせないとされる液体の状態で存在する可能性を示す証拠は初めてという。

 NASAの研究チームは火星を周回する無人探査機が撮影した火星表面の高解像度画像を分析。南半球の中緯度地域で、毎年、春から夏にかけて斜面に沿って細長い線が現れる一方、冬になると模様が消えてしまう場所が複数あることを発見した。こうした現象が起きるのは、暖かい季節に水が流れていると考えるのが最も理にかなうという。(共同)

 

 

 火星上で、暖かい季節になると、水が溶けて、川が流れている可能性があるとのこと。多少水分があるという話ではなく、川が流れているとのことなので、相当な量の水が、火星上にあるということなのでしょう。水があれば、地球上の生命がいる可能性が相当高いと思うのは、素人考えなのでしょうか?この記事を読みながら、赤い火星上で、川沿いで、夏を謳歌する火星カエルたちが、一斉に合唱している風景を思い浮かべてしまいました。

 それにしても、私が学んだ無味乾燥の廃墟としての火星像とは違う、全く新しい可能性を想像させてくれる発見ですよね。今後の研究に期待したいと思います。

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