自己分析は、しっかりと探求するといい。
しかし、今出てきた結論に、安易に飛びついて、自分を決めつけてはいけない。
自分は、常に発展途上にあり、ゴールにあるわけではない。
自分をいも虫だと思い込んでいる人は、
どんなに自分を自己分析しても、
芋虫以上の自分を決して発見できない。
しかし、数カ月もたつと、思いもよらない奇跡が起こり、
全く想像もつかなかった蝶へと変身するのだ。
自分を種だと思い込んでいる人は、
どんなに自分を自己分析しても、
みすぼらしい種以外の自分を決して発見できない。
しかし、水と温度と日差しを得れば、思いもよらない奇跡が起こり、
全く想像もつかなかった花を咲かせるのだ。
人は、断じて無力ではない。
その可能性と潜在性は、想像をはるかに超えて大きい。
大切なことは、自分を分析することではなく、
その可能性を開花させるくらいの壮大な志なのだ。
自己分析よりも自己プロデュースこそが大切なのだ。
自分の人生の力強さを信じて、どんな自分に成りたいのかを考え、
幸せに向けての第一歩を踏み出そう。
あなたにはそれを実現するに値する十分な力があるのだから。