人を批判するということ

批判をする人は、80億分の一の出会いを台無しにしていることに気づいていない。

せっかくご縁があって、豊かな信頼関係を育めれば、思いもよらない良い仕事ができる、奇跡が起こる可能性があるのに、

自分の狭い了見、私の役に立つとか立たないとか、使えるとか使えないとか、そうした次元の低い物差しでさばいて、

距離を置いて見下すことによって、自ら豊かな可能性、未来を閉ざしていることに気づいていない。

批判をする人には、批判した相手に、想像を遥かに越える壮大な可能性、偉大なる価値があることが分からないのだ。

今の感受性では、たとえお釈迦様と隣り合わせになっても、そうとは気づかないだろう。

 

愚かなことに、そのようなふるまいを正義だと思い込んでいる。

自分の内面で、自分をコントロールするための方法として、自分をさばき、おどし、操作的にかかわることを成長だと思い込んでいる。

その成長の方法を他者に向けて、他者を成長させていると思い込んでいる。

愚かな虐待を正義だと思い込んでいるので、自分の態度を一向に反省することなく、罪を作り続けている。

 

裁くものは裁かれるのだ。

ご縁を大事にして、相手を受け入れ、未来を拓く代わりに、

未熟なものさしで人を裁き、それが正しいと思いこんで他人を操作しようとする態度を続ける者は、自分の振るった力と同じ力で責められるだろう。

 

他人に完璧を期待して、文句ばかり言ってはいけない。

あなたの文句は、自分の欠点の投影なのだ。

だから、変えなければならないのは、相手ではなくあなただ。

 

狭い了見で、天の采配を無視してはいけない。

ご縁は、1㎜のずれもなく起こっている

あなたがその人に出会ったのは、単なる偶然ではない。

そこから、癒し、成長、創造、貢献、関係を通して新しい奇跡を起こすことを期待されているのだ。

 

あなたは、自分で想像している以上の偉大なる存在だ。

だから、自分を他者から押し付けられた愚かな物差しで裁いてはいけない。

だから、他者をみにくい物差しで裁いて、距離を置いて見下してはいけない。

天からのプレゼント、80億分の一の奇跡、出会いを大切にして、相手を受け入れ、積極的に関心を持ち、信頼を育むべきだ。

あなたが、自分の出会いと真摯に向き合い、誠実にかかわろうとしたとき、その一瞬から人生は変わるだろう。

真の謙虚さこそが、あなたの本当のすばらしさ、美しさ、偉大なる可能性を引き出す。

偉大なる自分への一歩を踏み出してみよう。

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