月別アーカイブ: 2009年12月

オバマ大統領のメッセージ

 昨日10日、オバマ大統領のノーベル平和賞授賞式が開かれましたね。そのスピーチの中で、理想としての世界平和の在り方を追求すべきであること、核兵器の廃絶を目指すべきであること、がメッセージとして伝えられていましたが、記念すべき宣言だと私は思います。

 異常気象、温暖化、多発するテロ、終結の見えない戦争、経済崩壊、深刻化する飢餓問題、など、地球上には、気が遠くなるほどの問題が起こっていますが、その真っ只中にいるリーダーであり、戦争当事国の最高責任者として、やはり気が遠くなるほどの難しさを抱えていると思います。そんな中で、オバマ大統領は、理想を忘れず、現実もよく見て、よく対処されていると思います。もし私が同じ立場だったら、きっとうつかノイローゼになってしまいますよ。

 今は、経済的にも社会的にも激動の真っただ中にあり、良い方向に行くのか悪い方向になるのかの瀬戸際にあるような気がします。そんな中で、私は、オバマ大統領は頑張っていると思いますよ。気持ちが萎えないように、判断を間違えないように、そして、これからも理想を求める良きリーダーであるように心からエールを送りたいと思います。

 余談ですが、オバマ大統領がノルウエー入りした9日に、不思議ならせん状の光が夜空に現れて、数千数人の人たちが目撃して、現地では大騒ぎになっているそうです。

 

rasens.jpg

          http://www.vg.no/nyheter/vaer/artikkel.php?artid=596369より引用

 

 オーロラだとかUFOだとかロシアのロケット実験の失敗だとか何だかんだといろいろと原因が取りざたされているようですが、いまだに本当のところ、これがなんだかわからないそうです。

 もしかしたら、オバマ大統領の受賞を記念した宇宙的な打ち上げ花火なのかもしれませんね。

 こんな花火のように、美しい光が世界中に波となって広がって、世界中に平和と幸せが広がっていきますように!

逃げるということ

「敵に背中を見せるってことは、

 おれたちが背負っているものを

 奴らにさらすってことだ。

 おれたちのつかもうとしている明日を

 みすみす連中の標的にするってことなんだよ。」

  劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮編 カミナ

ずば抜けて高い日本の子供たちの孤独感

          日本の子供は先進国でずば抜けて「孤独」…幸福度調査

 国連児童基金(ユニセフ)は14日、先進国に住む子どもたちの「幸福度」に関する調査報告を発表した。
 それによると、子どもの意識をまとめた項目で、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟25か国29・8%と、ずば抜けて高かった。日本に続くのはアイスランド(10・3%)とポーランド(8・4%)だった。
                             読売新聞(2007年02月14日)

 

 古いデータですが、大切なことだと思ったので、引用しました。

 ユニセフの意識調査によると、先進国の中で、孤独感を感じる子供たちの割合が、ダントツに高い国が日本だったとのことです。

 最近、子供たちの暴力が増加傾向にあるというニュースも発表されましたが、その原因となっている重要や要素が、この孤独感なのではないでしょうか。

 『学校では信頼できる気の置けない大好きな友人たちとともに学んだり遊んだりして、家に帰れば愛する家族にに囲まれて、時にはけんかをしても愛されている実感を持って生活をする』、そんな子供が、簡単なストレスで切れてしまい、衝動に駆られて意に反して暴力をふるってしまうことをするでしょうか?

 そんな心境に追い込まれている状況というのは、全く逆に、『学校では、いついじめにあうかわからない恐怖とともにあり、級友とも感情を傷つけないようにかかわるので、自分の気持ちを相手に分かってもらうことなんかない。先生だってキャリアに傷つけないことだけを大切にしていて、問題があっても見て見ぬふりで信じられない。家に帰っても、みんな暗い顔で、機嫌が悪く、自分のことで手いっぱい。たまに会話しても冷たさしか感じない寂しさの中、自分も他人も大切には思えない』、そんな心境で心がいっぱいになってしまった子供たちが、きっと問題を起こしてしまうのだろうと思います。この問題は、学級崩壊やいじめ、登校拒否や様々な教育問題ともかかわっているのではないでしょうか。

 どうしてこんな問題が起こってしまったのでしょうか?世界中で、日本だけなのです。これは、ひとえに教育をリードしてきたリーダーたちの問題、ある意味で失敗といえるのではないでしょうか。こういう問題をよく理解して、文科省や教育に携わる人間は、私も含めて、猛反省すべきですよ。そして、早くこうした問題を解決できるように努めるべきだと思いますね。

 しかし、こうした問題に対処する方法として報道されることは、全国テストなどの競争の強化、厳罰主義、ゼロトレランス(不寛容)方式、など、おおよそ、ますます分離感と冷たさを助長する政策ばかりが目につきます。どんなに優秀な施策でも、さらなる分離感や脅迫を感じる方法は、子供たちにとってはますますの不信感を強化する働きかけと感じ、さらなる孤独感をもたらすでしょう。

 大切なことは、信頼感の回復。シンプルに会話の回復、愛の回復なのです。これができるのは、子供たちの主体性ではなく、大人たちのリーダーシップによるのですから、大人たちが、体を張ってこうした教育に取り組む必要があるのだと私は思いますね。

 信頼と愛の回復の教育。本当に実現するためには、とてつもない勇気とエネルギーと努力が必要だと思いますが、私自身は、ライフワークとして挑戦していきたいと思います。大切なことは、子供たちの自信と元気の回復なのです。子供たちには、自分で素晴らしい人生を切り開く限りない可能性を秘めている。それを引き出すのは自分自身の力であり、そんな自分の力に気づき、自らの足で立てるように支援することが本当の教育なのだろうと思います。ぜひ政府もこうした意見に耳を傾けて、政策に反映させてほしいと思いますね。

アメリカの15%の家庭が十分な食事を取れない

米世帯の15%が十分な食事取れず 農務省統計で過去最悪

2009.11.17 CNN
 

ニューヨーク(CNNMoney) 米国で十分な食事を取れない世帯が統計を取り始めて以来最悪となる1700万世帯に達したことが、米農務省が16日に発表した2008年の統計で分かった。

それによると、十分な食事を取れない世帯は全体の14.6%に上り、07年の11.1%(1300万世帯)から増加。95年に統計を取り始めて以来、最も多かった。

中でも、食べる量や回数を減らすなど安定的に食事ができなくなった世帯は全体の5.7%を占め、こちらも過去最悪。子供がいる世帯でも、全体の1.3%に当たる50万世帯強が食べる量を減らしていることが分かった。

この背景には貧困があると農務省は分析。オバマ大統領も対策を強化する必要があるとの認識を示し、「雇用回復などを通じて家計が圧迫されている状況を緩和し、飢えの増加傾向を食い止める」と表明した。議会に対しては、子供の飢えを食い止めることを目的とした「児童栄養法案」を通過させるよう促している。

 

 全世帯の15%が十分な食事を取れない貧困状態にあるとは、驚異的な状況です。しかも、世界一栄華を誇るアメリカにおいてです。

 食事を取れずに、将来の不安の中で一生懸命に働き、ときにはリストラされて働きたいのに働けずに、それでも頑張って生きようとしている人たちがいる中で、一方、そんな人から集めた税金を使って資金援助をされたにもかかわらず膨大なボーナスを強奪する恥知らずの金融機関の経営者たちもいる。まさに、こうした矛盾が、多くの貧困を生んでいるのだと思います。強欲の資本主義、恥知らずの資本主義の闇の典型だと思います。

 地球の生産性は、想像以上に大きく、市場に出回っているお金も、総額は天文学的な数字です。ただ、そのような富を数%の富裕層が独占支配していることによって、貧困問題や餓死の問題が生まれてしまう。

 よく、適者生存、自然淘汰、自由競争などの考え方の中で、こうした格差問題や貧困問題は必要悪であると思われている節がありますが、5秒に一人の子供たちが飢えで死ぬことは、必要悪なのでしょうか?もしそんなことを普通に考える人がいたとしたら、とてつもなく残酷で冷たい人だと私は思いますね。

 世界の中では、多くの国民が幸せを感じる社会の在り方を実現している国が、たくさんあります。ブータン、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、など、格差のない成長を遂げている見本となる国々がある。それらの国々は、社会主義でもないし、むき出しのエゴによる資本主義でもない。新しい国としての在り方をさし示しているように思えます。

 こうした国々を見ていると、貧困や不安や恐怖は、人としての生き方の必須条件ではない。そんなものはなくとも、成長もできるし幸せになることもできる。むしろ適者生存の名のもとに多くの犠牲を出す恐怖による社会のほうが、よっぽど不自然でゆがんだ、おおよそ本来の人間の在り方からずれてしまった醜いシステムだと確信しますね。こうしたシステムを好んで作ってきたリーダーたちは、猛反省して、多くの貧困に苦しむ人たちに謝罪すべきですよ。

 ディスクローズの時代、かつての支配層たちの悪行がどんどん暴露される時代となってきました。これからも、きっと、こうしたシステムを作ってきた悪趣味の支配者層がどんどん裁かれる時代となると思います。そして、できる限り早く、多くの人たちが、本当の幸せを感じる社会の在り方が実現できることを祈る気持ちです。

製造現場リーダー研修を担当しました(20091204)

 H社で、若手製造現場リーダー研修を担当しました。弊社の組織実習アトランティックプロジェクトをメインとしたプログラムであり、概要は以下の通りです。

 

<研修名>リーダー研修「アトランティックプロジェクト」

<テーマ>製造現場におけるリーダーとして、より力強く輝く魅力的なあり方を学ぶ。

<ねらい>
①製造現場リーダーに必要なコミュニケーションとリーダーシップのスキルを学ぶ。
②部下のやる気を引き出し、現場を活性化するために必要な要素(目標設定とマネジメント、意識改革、前向きな風土、モチベーション等)を学ぶ。
③製造現場リーダーの役割を学ぶ。
④経営センス(ヴィジョン設定、収益性の管理、意思決定、等)について理解を深める。

 受講メンバーは、12名で、普段は、現場で陣頭指揮をとられているリーダーの皆さんです。
 中には、よく顔を合わせる知り合いもいましたが、多くが初対面が多いメンバー同士でもありました。そうした初対面のメンバーとともにグループワークを主体とする研修を受講されることは、初めての体験でもあり、心配と戸惑いもあったろうと思いますが、研修の進行とともに研修の趣旨と方法を受け入れて頂き、とても早い段階で、コミュニケーションの活性化、チームとしてのまとまりができたと感じております。

 今回のプログラムは、チーム活動の結果として、損益計算書を作成し、決算をする形になりますが、今回は、全てのチームが1千万円を超える純利益を出す素晴らしい決算となりました。これは、ひとえに、メンバーの皆さんの底力、本気を出した時の実力が出たのだろうと思います。

 今回のメンバーの皆さんは、落ち着いており、穏やかで集中していながら、熱いハートを持っている素晴らしいリーダーの方々だと感じました。

 グループワークも、総じて効果的であり、集中しており、穏やかに丁寧にしかも一生懸命に携わっていらっしゃる様子がとても印象的でした。

 今回のプログラムを通して、そのようなご自身の素晴らしさに改めて気づくと同時に、組織運営の基盤としてのコミュニケーションの重要性、リーダーとしてときには勇気をもって事態を切り開いていくことの重要性、自信と誇りの重要性、そしてメンバー同士の信頼こそが生産性と創造性の原点であることを学ぶことができたのではないかと思います。

 厳しい時代ですが、今回の体験と出来上がったご縁を大切にしていただいて、少しでも皆さんの今後の素晴らしい未来に貢献できればと願っております。

空飛ぶタイヤ

連続ドラマ「空飛ぶタイヤ」を見ました。レンタルビデオ店で、3本まとめて借りてみました。

三菱自動車の起こしたリコール隠しをモデルとしたドラマであり、トラックの脱輪による死亡事故を発端として、当初は犯人扱いされた運送会社の社長が、さまざまな逆風下の中で事件に立ち向かい、しだいに事実を明らかにしていくにつれて、自動車メーカーの隠し事とうそとでっち上げを暴き、自らの潔白を証明すると同時に自動車メーカの経営者の逮捕に至る一連のドラマを描いています。

私自身も、サラリーマン経験があり、こうした理不尽かつ不条理な世界の中で苦労した体験もあるので、このドラマは、とても入り込んで感動しました。

主人公は、当初犯人扱いされていた運送会社の社長であり、脱輪したタイヤによって起きた死亡事故が整備不良によるものだったと疑われて、警察から家宅捜索を受け、亡くなった被害者の遺族からなじられ、民事訴訟を起こされます。事故を知った顧客から次々と仕事を干されて、経営が行き詰る中、1億5千万円の訴訟を起こされてしまうのです。事件をきっかけに社長の子供も学校で陰湿ないじめにあい、奥さんも地域社会の中で肩身の狭い思いをすることになります。なんという逆境でしょうか。私が同じ立場になったらと思うとぞっとすしますね。しかし、社長は、絶望する気持ちを奮い立たせて、社員の主張を信じて整備不良が原因ではなかったと主張し、本当の原因を探しに行動を起こしていくのです。

結論は、自動車メーカーが、本来ならばリコールすべき自動車メーカーの過失を隠し、それを運送会社の整備不良のせいにしようと、様々な策略を練ってついていたうそを暴く展開になるのですが、何しろ相手が巨大な力を持つ企業であり、弱小中小企業のしかも倒産を目前に控えた会社社長が立ち向かうのは並大抵ではありません。度重なる挫折と逆風に幾度も絶望しそうになるのですが、そのたびに従業員や家族、友人から勇気づけられ、支援を受けて、一丸となって企業の巨悪に立ち向かっていくことになるのです。

私は、三菱自動車のリコール隠しの詳細については正直全く分からないのですが、このドラマは、素人目に、とてもリアルに感じます。こういうことが本当に起こっていたように思えます。事実、三菱自動車のトラックの脱輪事故の直後、運送会社の整備不良が原因だと報道されて、私はそれを鵜呑みにしてしまい、しばらく悪い奴は運送会社なのだと思い込んでいましたから。ドラマとはいえ、こうして改めて丁寧に振り返ってみると、報道を信じて人を悪者に思い込んでしまうことはとても怖いことだと改めて感じましたね。

不器用で真っ正直で、情熱的ではあるがやさしく、あまり難しい策略を考えられないけれども直球勝負で真正面から問題解決を図ろうとする運送会社社長に私はとっても共感してしまい、他人とは思えない気持ちになり、ドラマを見ながら、「そんなこと正直言っちゃだめだよ!」「負けるな!」「そうだそうだやっちまえ!」など、お酒を飲みながら、妻と2人で声をあげて応援してしまいました。

最後に、真実が明らかになり、企業の巨悪が暴かれて、身の潔白が証明された時には、とてもすっきりした気持ちになりました。

これは明らかに三菱自動車の悪を暴いたドラマであり、テレビで放送するには様々な問題があったと思いますが、そんなドラマを作成し放送したWOWOWの見識と勇気に拍手を送りたいと思いました。これからも、こうした権力に擦り寄らずに真実を伝えようとするドラマや番組がどんどん増えていけばいいのにと思った次第です。

空飛ぶタイヤ、すごいドラマです。お勧めです!

善悪の真相

 普遍意識の視点では、自我意識がその限られた視野の中で、実際には存在していない出来事から様々な感情や想念を造り出して、それらを現実であると思い込み、それに振り回されている状況の全貌が、ただ明確に観えています。それは光によって映し出された影のようなものであり、また一枚の紙切れに書かれた絵のようなものであって、見えてはいますが、それに現実感や否定的な意味が伴うことはありません。実相として在るのは、さまざまな出来事を通して進化しよう、成長しようと唯ひたすら努力している純粋な魂の姿のみであって、それは、ただただ全面的な愛で包むしかないものです。

 

黎明(下巻) 葦原瑞穂著 より引用