この事態に至って、人の温かさや優しさ、人間性が、強くなってきていますね。
事態の深刻さや過酷さが厳しければ厳しいほど、そうした思いやりがはっきりと見えてきます。
世界各国からの祈りと寄付と援助。被災した人同士の思いやりと助け合い。流れてくる情報を見ると、人の潜在的に持っている偉大さに改めて感動します。
たった今、九州の友人から、「何かあったらこちらに避難してください、いつでも待ってます」とのご連絡を頂きました。避難するしないは別として、こうした温かい心遣いや思いやりが、とても心に響きます。もつべきものは良き友だと改めて思います。
いま、日本の至る所でこうした温かい交流、絆の確認、本当の優しさや思いやりが起こっています。
→ https://docs.google.com/document/pub?id=1UmFXi9xxYkZcNLIC-q4RsdrbhCDk8PisESXoxlGmRCY&pli=1
東電の福島原発の問題が刻一刻と深刻化していますが、この問題にしても、数十年も前から、とても分かりやすい説明で、そのいい加減さと不完全さと不正義さが訴えられてきたにもかかわらず、それに関心を持たずに、推進派と称する権威者の言うがままにさせてきてしまったわれわれ国民にも責任の一端はあると思います。
東電や原発メーカーや政府を責めるのではなく、事態がここに至ってしまったからには、何とか事態が改善するように、応援し祈るよう努力したいと思っています。
今は、試練の時期で、頑張りどきなんだと思います。権威に依存するのではなく、自分で自分の家族と愛する人たちを守るために、できることを精いっぱいすることが大切なんだと思います。こういう時だからこそ、人の本当の力が試されているのだと私は思います。
願わくば、人として助け合い、誇りを持って、たくましく、しぶとく、この事態に対処していきたいと思っています。皆さんも共にがんばりましょう。