就活対策講座「自己PRを作るための心構え」③ 自分に対するポジティブな視点

(2)自分に対する2つの視点

②ポジティブな視点

他方、自分に対して、肯定的に温かい目で見る見方もあります。例えて言うならば、友人の視点であり、就職活動に必要な視点としては弁護士や広告宣伝局長の視点といえましょう。以下にその立場による見方の具体例を見て行きましょう。

 

A.友人の視点

「自分は、いいやつだ。」「自分は、運がよい。」「自分の人生は、総じて言えばいい人生だ。」「失敗したって良いんだよ。」「自分は、世界でたった一人のかけがえの無い大切な人間だ。」「自分は、すばらしい環境がふさわしい。」「生きていてくれてありがとう」「自分は、大丈夫だ。何とかなる。」「自分は、限りない可能性と潜在性をもつ大きな存在だ。」「自分は、信頼に値する。」「つらければつらいほど幸せも大きい。」

 

B.弁護士の視点

「今は出来ないが、きっと出来るようになる。」「完璧な人間なんていないし、誰も完璧なんて求めていない。だから、自分が欠点があっても何の問題も無い。」「自分は、悪くない。」「苦しいのは今だけだ。」「明けない夜は無い。」「自分は、負けてない。」

 

C.広告宣伝局長の視点
 「自分には、可能性がある。」 「自分は、きっとうまくいく。」「自分は、絶対成功する。」 「自分はこんないいところがある。」「自分の長所は、世界一だ。」「自分のすばらしさを語ろうとしても、言葉だけでは、その魅力のほんのかけらも表現できない。」「失敗は成功のもと」

 

いかがでしょうか?自分に対して、とても優しく、とても力強く応援し、とても温かい目で自分を認識していますね。こうした言葉を他人から投げかけられたら、きっと嬉しくて、勇気付けられる事でしょう。しかし、不思議ですが、嬉しいにもかかわらすこうした声を自分に掛けてあげることはめったに無いのではないでしょうか。肯定的な視点は、前述の否定的な視点から比べると、驚くほど弱く、かぼそく、消え入りそうなはかなさを持っています。

 

単行本『実践就活マニュアル』より抜粋

 

 

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<関連書籍>

 

単行本『実践就活マニュアル』

電子書籍版『実践就活マニュアル 第1巻 就活に必要な心構え』

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