人材派遣会社のH社で、課長研修を担当してまいりました。こちらの企業さんでは、今後の企業成長のためには、企業内コミュニケーションを改善して、団結力を高めて未来に当たる必要があるとの認識で、社長直下に教育機関であるヒューマンバリューセンターを配置し、全社的にコミュニケーションの改善とモチベーションの向上に努力されており、今回のこの研修も、その活動の一環として取り入れていただいたプログラムです。
プログラムの概要は、以下の通り。
(テーマ) 「組織活性化の要としての力強いマネージャーとなるために」
(ねらい)
①リーダーシップ哲学=自信と誇りの重要性を学ぶ。
②リーダーの役割を学び、リーダーとしての自分を振り返る。
③部下の力を引き出しチームを活性化する方法を学ぶ。
④組織の問題解決能力を高めるために必要な要素を学ぶ。
(カリキュラム)
セッション1「リーダーシップ哲学」
セッション2「リーダーの役割」
第1ステップ「リーダーシップの理論」
第2ステップ「リーダーとしての自己チェック」
セッション3「部下の力を引き出す、チームを活性化する方法」
第1ステップ「120%チーム力を引き出す信頼関係の力」
第2ステップ「チームを活性化するリーダーシップの5つのポイント」
セッション4「問題解決能力を高めるための要素」
第1ステップ「力強い職場風土の作り方」
第2ステップ「3人寄れば文殊の知恵」
受講されたのは、課長クラス24名の皆さんで、本当にエネルギッシュでパワフルなみなさんでした。総じて元気であり、人と関わり、対話していくことを、心から楽しいと思える、基本的に健康で元気でエネルギッシュな、まさに輝くリーダーのみなさんだったのでした。
派遣会社でもあり、普段は職場が離れ離れになってしまうことが多く、なかなか話す機会が少ないみなさんでしたが、今回は、じっくりとお互いにかかわることができたのではないでしょうか。プログラムの進展とともに、お互いの肩の力が抜けて、風通しが良くなり、信頼しあえる温かくパワフルな風土が出来上がってきたように感じました。
研修後の懇親会で、「こんなに肩肘ばらずに本音で楽しく参加できた研修は初めてです。」と光栄な言葉をいただけましたが、何よりの喜びでした。
厳しい風の吹いている経済の現状ですが、これだけ明るく前向きで青春の情熱を燃やして頑張っている課長がいれば、絶対に会社は大きくなるだろうと心強く感じました。私も、同世代の同じ闘士として頑張っていきましょうと願った次第です。