月別アーカイブ: 2010年11月

ぶれない生き方

  「余計なお金はいらない」カナダの老夫婦、宝くじ9億円の大半を寄付
                        msn産経ニュース 2010.11.5 10:25
   http://sankei.jp.msn.com/world/america/101105/amr1011051026005-n1.htm

3日、宝くじの当選金を寄付したカナダ・ノバスコシア州のアレン・ラージさん(左)と妻のバイオレットさん=AP カナダの老夫婦が宝くじで約1120万ドル(約9億円)の大当たり。ところが「余計なお金はいらない」とほとんどを寄付したことが分かり、大きな話題になっている。地元メディアなどが4日報じた。

 老夫婦はカナダ東部のノバスコシア州に住む元溶接工のアレン・ラージさん(75)と妻のバイオレットさん(78)。ことし7月、49個の数字から6つを選ぶ宝くじが大当たり。

 ところがラージさん夫妻は「旅行好きでも、夜遊び好きでもない」とほとんどを寄付することを決断。「万が一の時のために」と2%(約1800万円)を貯金した上で、残りはバイオレットさんががんの手術を受けた病院、赤十字、地元の教会、消防などに寄付した。

 ラージさんは「もともと金持ちじゃないし、退職後の蓄えも十分。これまでのつましい生活で幸せ」と淡々としている。(共同)

 

 

 記事に感動したので、ご紹介します。9億円ものお金の大半を寄付したとのこと。なかなかできることではありません。この世の中には、こんなにぶれないしっかりした人もいるのだと感服しました。この世もまだまだ捨てたものではありませんね!

就活グループワーク面接対策講座が決まりました

 今月末から来月頭にかけて、全6回の就活グループワーク面接講座を担当することが決定しました。せっかくのチャンスなので、しっかりと頑張って学生を応援したいと思います。

 採用面接では、初期の段階で、グループワーク面接が実施されることが良くあります。中には、体験学習の実習を使って、こうした採用の評価を行う会社もよくあります。私としては、こうした実習を、採用面接に使用することは、反対なのです。

 実習は、自分自身や人間関係を学ぶために作られたものであって、参加している人を評価するために作られたものではないのですから。そもそも、こうしたグループワークに参加することは、参加メンバーにとっては、非常にストレスのかかる勇気が必要な挑戦なのですよ。しかも、人と信頼関係をはぐくむという、とんでもないほど難しい難問に挑戦しなければなない。だから、プログラムは慎重に構成、運営されて、結果的に、メンバーは、知らず知らずのうちに正直になり、次第に心が開かれて、ありのままの素が出てくるようになるのです。

 しかしこれらの現象は、あくまでも、勉強のためであって、素になったメンバーをあれこれとチェックして評価するためのものではありません。だいたい、そんなに相手の本音や素の様子が知りたければ、直接に正面から面と向かってかかわり合って、直接のコミュニケーションを通して本音を引き出せばいいのですよ。こうしたワークで採用するということは、ある意味で、のぞき見しようとすることでもあり、フェアーではないと私は思ってしまうのです。

 ただ、現実的に、ここまで多くの企業で実施されているので、学生たちが就活を勝ち抜くために、私としても対策講座で、徹底的にトレーニングをしてあげたいと思っています。こうした講座を通して、厳しい就活戦線に立ち向かおうとする学生の少しでも役に立ちたいと願っています。

新刊を作ります

 新刊を作ろうと思っています。初版リリースは、来年中を目指しています。内容は、就活対策であり、従来の弊社より出版している「To be yourself」が、長期的視野に立って自分らしく幸せな生き方を探求することに対して、今企画している本は、現実に就活に立ち向かう学生たちのためのもので、厳しい就活戦線を勝ち抜くための実践対策講座となります。私自身、大学で、キャリアスキル演習という講座を担当しており、その講座で使用する授業の教科書とする予定です。

 進捗はこのブログでも逐次ご報告してまいります。どうぞご期待ください。

地球サイズの惑星は多数

   地球サイズの惑星は多数=銀河系恒星の4分の1に存在か―日米チーム
                        時事通信 10月29日(金)3時4分配信

 地球サイズの惑星は従来の予想よりはるかに多く、銀河系(天の川銀河)の恒星が円盤状に集まっている部分では、恒星の約4分の1に地球程度の質量の惑星があるとみられることが分かった。東京工業大の井田茂教授ら日米研究チームが、米ハワイ島にあるケック望遠鏡で5年間観測した成果で、29日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 井田教授は「太陽系外の惑星は科学者の想像を超えたペースで数多く見つかっている」と話しており、生命が存在する惑星が見つかる可能性も高まったと考えられる。
 研究チームは、地球から80光年以内と、近い距離にある太陽ぐらいの恒星166個を観測した。恒星から近い距離を、質量がある程度大きい(重い)惑星が公転していると、恒星が重力の影響を受けて揺らぐため、惑星の存在が推定できる。この方法により、22個の恒星では、地球より3倍以上重い惑星が計33個、1周50日以内の近い軌道で公転していることが分かった。
 それより遠い軌道を公転していたり、小さかったりする惑星は、観測ではとらえられない。しかし、このデータに基づくと、恒星の23%に、地球の質量の半分から2倍の惑星が存在する計算になるという。
 ケック望遠鏡は国立天文台のすばる望遠鏡の近くにあり、2019年には次世代の超大型望遠鏡「TMT」(直径30メートル)を国際協力で完成させる計画が検討されている。TMTなら、惑星の大気に生命の存在を示す酸素や有機物が含まれているかどうかが分かるという。

 

 銀河系恒星の4分の1に地球サイズの惑星が存在するとのこと。夜見える天の川の星の4つに一つには地球サイズの惑星があるということですよね。これは、驚きです。確か十数年前までは、宇宙には地球型の惑星は、ほとんど存在しないということが定説だったように記憶していますが、実態は全然違う。宇宙には、想像をはるかに超える可能性がありますよ。

 これだけたくさんの発見されつつある地球サイズの惑星に、生命が存在しないなどと言い切ることのほうがどうかしている。地球は丸いと発言した人をバカにしたり迫害したりした時代の様に、今の地球も、宇宙人や宇宙の生命に関して、真実とは異なった間違えた思い込みをしてしまっているのかもしれません。これからのさらなる調査を期待したいと思います。