コミュニケーション研修:体験学習コミュニケーション講座 アドベンチャー トゥ エンカウンター
パフォーマンスの高い、輝く人や組織に共通する要素とは、一体なんでしょう?
さまざまな考え方はあるとは思いますが、私どもは、最も大切な要素の一つに「コミュニケーション」があると考えております。組織の生産性や創造性を高める秘訣は、決して特殊なテクニックではありません。それは、シンプルに「信頼関係」にあると言えましょう。そして、その風土を育む方法こそが、コミュニケーションにほかなりません。
「コミュニケーション」は、生得のもので、簡単には改善できないとよく言われますが、決してそんなことはありません。人は、聴く耳と話す口と理解するハートがあり、その潜在性と可能性は、想像をはるかに超えて偉大です。ですから、もともと持っている生来の力を解放すれば、容易にそのスキルは改善します。
本コミュニケーション研修プログラムでは、体験を通して、楽しく、リラックスした雰囲気の中で、本来の自分の可能性や能力に気づき、自分らしい魅力的なコミュニケーションスキルを引き出していことができます。
新しい自分(チーム)、本当の自分(チーム)の力と出会うための冒険に出かけてみましょう。
⇒オンラインでも実施できます。
なお、オンラインバージョンには、さまざまなバリエーションがあります。
詳しくは、直接お問い合わせください。
ヴィーナスアソシエイション 046−884−9824
コミュニケーションの改善を通して、人とチームの限りない可能性を引き出します!
<プログラムのねらい>
テーマ「コミュニケーションスキルを高め、チームのすばらしい可能性を引き出す。」
1.コミュニケーションの重要性とパフォーマンスに与える影響を理解する。
2.コミュニケーションを良くするために必要な要素を学ぶ。
3.創造性や生産性を高めるために必要なコミュニケーションのあり方を探求する。
コミュニケーション研修は、信頼関係をはぐくみ、チームの偉大な力を引き出します。
社会心理学者J.ギブは、チームの成長に必要な要素を研究した結果として、『四つの懸念』という理論を発表しました。
ギブは、さまざまなチームを研究した結果として、チームであることは、可能性の創造をもたらすけれども、同時に必ず懸念(心配、疑惑)をも発生させることをつきとめました。
あらゆる人間関係、社会的相互作用の中に、必然的に"不安、恐怖、誤解"などの総称としての懸念が必然的に発生し、またそれは、以下の4つの様態をとって現れてくるとしたのです。
懸念 | 内容 |
---|---|
受容懸念 | ・そもそも私は受け入れてもらえるだろうか ・相手は私を非難攻撃するだろうか? ・相手はどの程度信頼に値するだろう。 |
データ懸念 | ・言葉を選ばなくては、ここではどんな話題が通用するのか? ・私はどのように振舞えばいいのだろうか。 |
目標懸念 | ・ここでの目的、目標は何か? ・自分の目的や目標は競合しないか? |
統制懸念 | ・誰が仕切るのだろう? ・どのように仕切るのだろう? |
J.ギブによると、数々のグループの調査分析により、グループの成長は、懸念の解消のプロセスと等しいとされています。つまり、懸念の解消こそがグループの成長につながるのです。
初対面の時には強くあった懸念が解消されていくにつれて、メンバー同士が信頼し合えるようになり、一人一人のぎこちなさがとれて自由で楽になっていき、チームとしての生産性や創造性が引き出されていくと考えたのです。
「自分や自分のチームがより良くなるためにはどうすれば良いのか?」と考えた時に、良く思いつくことが、「このままじゃだめだ」「今の自分じゃだめだ」「何か別の力が必要だ」「新しい何かに頼らなければ」などと思うことは無いでしょうか?私たちは、より良くなるために、よく今の自分を否定して、ちっぽけで弱くみすぼらしい(と思い込んでいる)自分以外の、強く大きく輝いている(と思い込んでいる)外部の何かに頼りがちになりますが、この理論の視点からは、それは決して的を得た考えではないと言えます。
なぜならば、チームが成長するための力は、どこか他にあるのではなく、チームの内面にあるのですから。
だから、頼るべきものは、遠くのありもしない魔法の力ではなく、最も近くにあるリアルな自分、無いと思い込んで顧みなかった自分自身の内面の可能性なのだと言えましょう。
それでは、懸念を解消して、チームのもっているすばらしい力を引き出すためには、どうすればよいのでしょうか?そのための方法は、いろいろあるけれども、本質的で最も効果的な方法がコミュニケーションであると言えましょう。なぜならば、懸念は、お互いに分かり合うことができなければ、解消されることはないからです。
ギブ博士の考えでは、信頼関係というものは、取り繕ったり演技をしたりしてつくるものではなくて、出会い当初に生じてしまう懸念を、正直なコミュニケーションを通して取り除いていけば自然に起こってくる心情となります。
太陽が存在しないわけではないのです。太陽は最初からあったのですが、あまりにも厚い雲で光がさえぎられて見えなくなっていたのです。信頼がなかったわけではないのです。あまりにも厚い懸念の雲にさえぎられて信頼を感じられなかったのです。ですから、信頼を取り戻すために必要なことは、太陽を作ること、新しく信頼を作ることではなく、雲を払うこと、正直なコミュニケーションを通して懸念を解消させることなのだと言えましょう。
そして、確かに信頼関係は難しいかもしれないけれども、もし本当に信頼関係ができたならば、チームのもともと持っている大きな力が解放されて、チームは、もっと強く、もっと生産的に、もっとクリエイティブになるのです。
まさに、コミュニケーションこそが、信頼関係を育み、チームの限りない可能性と潜在性を開くカギなのです。
本プログラムは、こうした考え方に基づいて、コミュニケーションを通して懸念を解消し、信頼関係をはぐくみ、チームや組織の大きな可能性を引き出します。
人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。人本来のポテンシャルは、人の想像をはるかに超えて偉大です。本プログラムを通して、人と組織の本来の輝きを引き出しましょう。
分かりやすく納得のできるコミュニケーション研修プログラム
<学習する内容>
ステップ1「コミュニケーションの重要性とパフォーマンスに与える影響」
・コミュニケーションは、難しいが、宝の山である。
・輝いている人や組織は、コミュニケーションを何よりも大切にしている。
・コミュニケーションは、信頼関係を育み、チームの大きな潜在力を引き出すカギとなる。
ステップ2「コミュニケーションの改善ポイント」
@リラックス…お互いの誤解を減少し、懸念を解消すること
A話すこと…自分らしく話すためのポイント
B思い込みに注意すること…自分が感じたことは真実ではないこと
C自分を大切にすること(楽観性)…自分やチームの力と可能性を信じること
Dあきらめないこと…コミュニケーションはそんなに生易しいことではないこと
E勇気…勇気がコミュニケーションの第一歩であること
Fそして耳を傾けること…最後には聴くことが関係性を創造すること
ステップ3「創造性や生産性を高めるために必要なコミュニケーションのあり方」
・3人寄れば文殊の知恵
・ディスカッションではなく、ダイアローグで未来を開く
体験学習をベースに楽しく安心して学べるプログラム展開!
<プログラムの内容>
時間 | 内容 |
---|---|
9:00 |
【ステップ1“出会い”】
<体験実習>
・総当りコミュニケーション <小講義> ・コミュニケーションとは |
【ステップ2“冒険”】 <体験実習> ・ひょうたん山 <小講義> ・効果的なコミュニケーションのポイント | |
【ステップ3“チャレンジ”】 <体験実習> ・脱出 スノーマウンテン! <小講義> ・創造的なコミュニケーションに必要な要素 |
コミュニケーション研修に関わるさまざまな研修でご利用いただいております。
○コミュニケーション研修
コミュニケーションスキルの向上とチームビルディングのために
○ファミリー(職場ぐるみ)トレーニング
職場全体のコミュニケーションの活性化とチームビルディングのために
○新入社員研修
新入社員のコミュニケーションとチームスキルの養成のために
○若手社員研修
若手社員のコミュニケーションとチームスキルの養成、モチベーションアップのために
○労働組合研修
組合員のコミュニケーションの活性化のために
○経営スタッフ研修
コミュニケーション戦略の策定のために
体験型コミュニケーション研修:アドベンチャートゥエンカウンターの実施方法について
講師派遣による方法と内製化による方法の2種類があります。
1.講師派遣による実施について
ヴィーナスアソシエイションの優れた講師陣が、責任を持って運営いたします。
講師派遣料:300,000円+税(1講師1日)
※教材費は、上記金額には含まれておりません。該当する教材費が別途必要になります。
※講師1人につき対象人員:30名まで
2.ライセンス契約による内製化について
ライセンス契約を交わした上で、運営マニュアルと教材をご購入頂き、内部スタッフの皆様が自らの手で運営することができます。その際、必要になる費用は、マニュアル代と教材費となります。各教材の料金は、以下のとおりです。
セッション | 料金 |
---|---|
アドベンチャー トゥ エンカウンター ファシリテーターズマニュアル | ¥35,000+税 |
実習「ひょうたん山」教材カードセット (オンラインショップへ) 日本語版,英語版 | ¥8,000+税 [1グループ(6人)分] |
教材「Adventure to encounter スタディノート」 | ¥3,000+税 (一人分) |