・体験学習の実習「ストロータワー」(標準1時間50分)を運営する講師用マニュアルをPDFファイルで提供いたします。
・この商品はダウンロード商品です。(紙による書籍ではありません)
・コミュニケーションとチームビルディングをテーマとした実習です。
・問題解決型の楽しく効果的な実習です。
・コンテンツは、プリンターで紙に印刷することが可能です。
・コンサルタントや研修団体の方は、別途ロイアリティ契約が必要です。
この商品は実習「ストロータワー」講師用マニュアルのダウンロード商品です。紙による書籍ではありません。
実習「ストロータワー」は、コミュニケーションやチームワークのスキルを学ぶことができる体験学習による問題解決型の実習です。3次元で作品を作り上げる実習であり、楽しくエキサイティングな体験を通して大切なことを学べる実習です。
ストロータワーには、さまざまなバージョンがありますが、当マニュアルは、達成感が高く、単にアイスブレイキングとしてではなくチームワークを効果的に学べる工夫のされた標準1時間50分バージョンのヴィーナスアソシエイションオリジナルの実習となっております。
企業研修や大学、学校教育において、長年にわたり実践され、良き学びの場を提供してきた優れた実習です。
本マニュアルには、実習「ストロータワー」を運営するための全ノウハウが収録されています。
<装丁> PDFファイル A4
<ページ> 32ページ
※本マニュアルは、プリンターで紙に印刷することができます。課題用紙や振り返りシート、小講義資料など、そのまま紙面に打ち出して研修などに活用できます。
※コンサルタントや研修団体は、別途ロイアリティ契約が必要です。
⇒書籍版もあります。 一定のルールの下で、チーム内でお互いに協力し、コミュニケーションを取り合いながら一定の条件を満たすストローによる塔を建てる実習です。
ストロータワーには、さまざまなバージョンがありますが、当マニュアルでは、ヴィーナスアソシエイションが独自に構成した標準1時間50分バージョンの実習となっております。
本バージョンの特徴を2点ご紹介しましょう。
【ヴィーナスアソシエイション版“実習「ストロータワー」”の特徴】
①チームワークの学習に焦点を当てている
チームワークやチームスキルを学ぶことに焦点を当てており、実習のみならず、チームワークに関する小講義も充実させています。
実習、ふりかえりの後で、小講義資料として学習テーマをしっかりと把握することができます。
②高い達成感を得られます
ストロータワーの検査基準が2段階に設定されています。
第一段階は、基準となる高さ以上のタワーを自立して立てるということであり、通常のストロータワーの基準です。
第二段階は、ストロータワーに軽いインパクトを加える条件を乗り越えて立っていることができるかどうかを試す基準です。
具体的には、ストロータワーの頂上に設定された特定サイズのカップに、特定サイズと重さのボールを入れて10秒以上継続して立っていられるかどうかが試されます。
検査基準をクリアーするためには、チームにおける創意工夫、意見の出しあいと練り込み、良きチームワークが必要です。
経験的には、第一段階をクリアーできるチームが60%程度、 第二段階をクリアーできるチームは50%程度となります。
本マニュアルは、課題用紙、ストローの太さと長さ、接着方法、インパクトを与えるための特別な使用教材等でこうした効果を高い確率で実現できるように設計されており、そのような工夫、ノウハウは、本マニュアルのオリジナルとなります。
3次元で作品が完成する喜び、厳しい検査基準を乗り越える達成感など、印象深い体験を得られる楽しくエキサイティングで意義深い実習です。
実習中は、メンバー相互のコミュニケーションやリーダーシップが活発になり、グループとしてのエネルギーや凝集性が高くなと言えましょう。 メンバー一人一人も、実習に対する参加度合いが高まり、問題解決への意欲、他のメンバーへの関心、集中の度合いが高まることが良くあります。 課題が解決できたかできなかったかに関わらず、実習を通して体験したことがらや学習の素材となる出来事は多く、効果的なコミュニケーションやチームスキルに関する多くの大切なことに気づき、学習できる実習です。
【実習の概要】
1.実習のねらい「効果的なチームワークに必要なポイントを学ぶ。」
2.所要時間 標準1時間50分
①導入(10分)
②打ち合わせ(15分)
③ストロータワーの作成(40分)
④検査(10分)
⑤プロセス分析(25分)
⑥小講義「チームワークに必要な要素」(10分)
3.グループのサイズ 最適人数は、1グループにつき4名(3名から6名まで可)
4人程度でチームを組み、楽しくコミュニケーションやチームワークを学ぶことができます。 全体で標準1時間50分のプログラムです。 プログラムの流れは、以下の通りです。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
1.課題提示 |
4人程度でチームを組み、課題に挑戦します。 課題は、一定時間で一定のルールのもと、限られた素材と工具を使って、規定以上の高さと強度を持つストロータワーを作成することです。 高さは高いほど良く、一番高いチームが優勝となります。 |
|
2.打ち合わせ |
作成作業に入る前に15分間の打ち合わせ時間を取ります。 打ち合わせでは主に、①設計図(ストロータワーの構造) ②工程計画(作業スケジュール) ③役割分担 などが話し合われます。 |
|
3 |
①実習初期 |
許されている素材と工具のすべてを使用して作成作業に入ります。作成で許されている時間は40分です。 |
②10分経過 |
パーツが徐々にできてきます。 | |
③20分経過 |
次第に形が出来上がります。 | |
④30分経過 |
40分の実習開始後30分経過したところです。 高さが出てきます。 |
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⑤40分終了間際 |
40分の実習の終了直前の様子です。 ほぼ完成です。 |
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4.実習終了、休憩 |
90分の実習の終了が終了したら休憩に入ります。 ほとんどのチームがストロータワーを完成することができます。 チームによって、形や高さ、強度などに大きな違いが出て、それぞれのチームの個性が現れます。 |
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5 |
①高さの検査 |
本プログラムのストロータワーでは、検査基準が2段階に設定されています。 第一段階は、基準となる高さ以上のタワーを自立して立てるということであり、通常のストロータワーの基準です。 第二段階は、ストロータワーに軽いインパクトを加える条件を乗り越えて立っていることができるかどうかを試す基準です。 このステップの検査は、第一段階の高さの検査に相当します。経験的には、第一段階をクリアーできるチームが60%程度となります。 |
②強度の検査 |
本プログラムのストロータワーにおける2段階の検査基準の第二段階目の強度の検査です。 検査は、ストロータワーの頂上に設定された特定サイズのカップに、特定サイズと重さのボールを入れて10秒以上継続して立っていられるかどうかが試されます。 経験的には、第二段階をクリアーできるチームは、50%程度となります。 検査をクリアーした時の喜びは大きく、たいていの場合、チームが一丸となって喜びを分かち合います。大きな達成感を感じることができます。 クリアーできなかったチームもありますが、うしろ向きにならず、できなかった原因と対策をふりかえることができます。 |
|
6.ふりかえり、小講義 |
実習の体験を振り返って、体験を学びにつなげます。 ふりかえりの項目には、①コミュニケーション ②リーダーシップ(役割) ③チームワーク などがあり、 体験を通して効果的な在り方を学びます。 小講義用の資料として「効果的なチームワークに必要な要素」が用意されており、チームワークの要素、チームワークの改善のポイント、良いチームとは、チームワークをよくするために自分ができる事、について解説します。 |
○チームビルディングプログラム
チームワークの教育、プロジェクトチームのキックオフ、コミュニケーションづくりの場として
○リーダーシップ研修
シェアードリーダーシップ、チームワーク、チームリーダー教育の場として
○新入社員研修、若手社員研修
チームワークの重要性、コミュニケーションスキルを教える場として
○職場ぐるみ研修(ファミリートレーニング)
職場活性化、職場のコミュニケーションの改善、職場のチームワークの見直しの場として
○管理者研修
チーム作りのポイント、動機付けに必要な要素、リーダーシップを学ぶ場として
○チームビルディング研修
職場ぐるみのチーム力向上、組織開発を目的としたプログラムとして
実習「ストロータワー」を体験した受講者の皆さんの代表的な感想をご紹介します。
【実習「ストロータワー」の感想】
・一人一人の知恵を出し合い、お互いに助け合いながら目標に向かって完成させていくことの難しさ、それ以上に楽しさも体験できました。目標に向かって皆で力を合わせてチャレンジしていくことの大切さがよくわかりました。今後に生かしていきたいと思います。
・簡単にできると思っていたが、意外とバランスや構図の考えが足りなかったなと。もっと話し合ってあれこれ試行錯誤して計画を練って取り組めばよかったなと思った。
・他部署の方や年齢層も異なった人たちと話す機会が少ない中で、コミュニケーションがうまく取れるのか不安もありましたが、絶対に完成させるというグループ皆の意気込みがあったので、成功することができたと思います。達成感を感じれて楽しい研修でした。
・「何かをなすために皆で話し合い実行に移すこと」の大切さを改めて実感しました。また問題ごとに直面した時こそ、新しい発想に至る好機であることがわかりました。今後に生かすことができる学びが多々ありました。
・一人だけで作るのではなく、何人もが一緒になって作るため意見がまとまらなかったりと大変なところもありましたが、だからこそ自分にはないいろんな発想が出てきて、結果、想像していた形と違う面白いタワーができたのには感動しました。
・チームの団結力の大切さ、一つの物事を皆で同じ方向を見ることの大切さを学びました。また、当社の社員の負けず嫌いなところが見えておもしろい時間だった。
・最初に説明を聞いたときは「難しそうだな」「どうすればいいのかわからない」と思っていたことでも、みんなで意見を出し合いながら取り組めばできるものだと実感できました。普段の仕事でも活発なコミュニケーションをとり、チームワークを発揮できるようにして、新幹線型のチームを目指していきたいです。
・一番高い塔を目指そう、やればできるなどと周りをたきつけ、結果失敗に終わってしまった。残念ではあったが、メンバーが挑戦することが大切なんだと言ってくれたのは救われた。チームの絆の大切さを学んだ。
・一つの目標に向かっていたはずなのに個々の考え方が違っているために思うように進まず、事前の打ち合わせで決めたのとは違った方向に進んでしまった。一応完成したからよかったものの、チーム運営の難しさを学んだ。
・メンバーの意見を聞きながら、一つの目標に向けて力を合わせて作業を進められたことはとても楽しく、出来上がった時の達成感は大きかった。ただ集中しすぎていたためか、全体の時間配分にまで気が回らず最後のバタバタしてしまったことが反省点となりました。
・とても楽しく体験させていただきました。1つのテーマに沿ってメンバーでさまざまな意見を交換できたこと、自然と役割分担ができたこと、物事は計画通りにはできないこと、軌道修正を行うことで目標が達成できたことがとてもよかったと思いました。
・共同作業の楽しさ、発展性を感じるとともに自我の強さを反省しました。「伝える事」「聴くこと」を日々心がけたいと思います。
・ストロータワーが本当にできるか心配でしたが、手探り状態ながらもみんなで協力してタワーを完成させることができました。普段あまり話す機会がないメンバーと一つのことをするのがとても新鮮でした。
・チームで話し合いながらタワーを完成させることができてとても嬉しかったです。他のグループのタワーの名前や形にそれぞれインパクトがあり、見ていてとても面白かったです。
・時間ぎりぎりで完成し、ボールをカップに入れる検査にも合格出来てとても嬉しかったです。最後まで諦めない強い気持ちの大切さを改めて学んだような気がします。
・周囲と意見を出して一つのものを協力して作ることのワクワクと難しさを両方体験しました。
・ストロータワーを作るのは難しかったが、共同作業を通じて、グループワークを行う上で大切なことを学べた。時間を意識し、周囲の状況を常に把握し、自らも力となるべく率先して行動していくことが良い結果を出すうえで重要だなと思った。
・打ち合わせの時間の間にいくつかの案が出ていたが、みなゆずれず、最終的な案がなかなか決まらなかった。作業時間になっても話し合いは続き、作業時間が短くなってしまい、最終的に慌ててしまった。時間の段取り、役割分担などもっと大切なことを話し合うべきだった。反省。
・それぞれが意見を出し合って、思っていたよりも強度のあるりっぱなタワーができたので、意見交換、コミュニケーション一つで想像以上の力を引き出せるということがわかり、コミュニケーションが一番大切なのだということを改めて感じた。
【ファシリテーターの基礎知識】
・体験学習について
・体験学習の研修運営のステップ
・ファシリテーターについて
【運営マニュアル】
・実習の目的
・実習の構造
・グループのサイズ
・会場のレイアウト
・準備物(サイズ、数量)
・運営の手順
【実習の教材】
・実習「ストロータワー」課題用紙
・プロセス分析シート
・小講義資料「効果的なチームワークに必要な要素」
【マニュアルの内容の一部見本】
〇運営手順がわかりやすく書かれているマニュアル
〇小講義用資料:A4サイズでそのままコピーをして研修などで利用できます。
この商品は、他の音楽や書籍のダウンロード商品と同様に著作権がかかっています。この商品の著作権は、有限会社ヴィーナスアソシエイションに帰属しています。
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・このマニュアルのPDFファイルをコピーすることは禁止します。
・このマニュアルを他人(社)に譲渡することは出来ません。
・このマニュアルを他人(社)に貸与することはできません。
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