元気と勇気と信頼の回復のために

失敗について byカリール・ジブラン

人を鎖にたとえて、一番弱い環の強さがその鎖の強さだとよく言われる。

けれど、それは真実の半分でしかない。

一番強い環の強さも、やはり鎖の強さなのだ。

一番ちっぽけな行いで人を計るのは、

あぶくの弱さを大海の力だと信じるようなものだ。

失敗したからと人を裁くのは、

移り変わるからと、季節を責めるようなものだ。

「預言者」カリール・ジブランより抜粋