米国の新しい時代

米医療保険法が成立へ=歴史的転換、下院が可決-大統領、大きな政治的勝利

                                時事ドットコム2010/03/22

 【ワシントン時事】米下院は21日夜(日本時間22日午前)の本会議で、オバマ大統領が内政の最重要課題に掲げてきた医療保険改革法案を賛成219、反対212の賛成多数で可決した。上院は昨年12月に通過しており、3000万人以上が新たに保険に加入可能となる医療保険改革法が大統領の署名を経て成立する。先進国で唯一なかった「国民皆保険」制度が事実上導入され、米国の医療保険制度は歴史的な転換を遂げる。
 オバマ大統領は下院での可決を受けホワイトハウスで声明を発表、「きょうの投票は一つの政党の勝利ではなく、米国民の勝利だ」と称賛した。

 

 オバマ大統領にとって懸案だった医療保険改正法案が、とうとう可決しました。昨年来の熾烈な戦いを強いられたオバマ大統領にとって大きな勝利といえましょう。

 本保険法案は、基本的には社会的弱者のための保険法で、従来は経済的な理由で健康保険には入れなかった人でも、国民皆保険を前提として、しっかりと加入できるようにするためのものだと私は思っています。

 従来の既得権益に固執する勢力にとっては、大きなダメージとなるでしょうが、健全で人間性を大切にする時代を作り上げていくうえではとても大切なことだと思います。

 近い将来、今までの医療保険の仕組みは、弱肉強食、適者生存を盲信する狂気のシステムであり、いかに不自然さと残酷さと強欲さと醜さに彩られていたかということが指弾される時代が来ることでしょう。

 さまざまな自己犠牲を経てようやく成立にこぎつけたオバマ大統領に、大きなエールをお送りしたいと思います。ただ、アメリカという国は、リンカーンやケネディ大統領のように、真の人間性を貫こうとする偉大な人たちを暗殺してきた歴史があるので、くれぐれも身辺警備には万全を期してほしいと思いますね。

 保険法案成立を機にアメリカがより健康的で思いやりのある国に変わり、世界も平和で幸せなありかたに変わっていくことを祈りたいと思います。

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