教育担当者の使命

 私の会社では、教育担当者は、弁護士であり、検事ではないと考えております。
 「人は、パンのみにて生きるにあらず」と聖書の言葉にもありますが、「粋に感じる」ことがなければ、やはりその人の本当の実力を開示してくれることは無いのだろうと思います。
 単に取引として、お金のためだけに働くのではなく、その仕事に意義を感じ、信頼できる仲間と共に、皆で頑張り、成果を喜び合えるからこそ人は、本気で仕事をするのではないでしょうか。

 教育担当者の仕事は、人の欠点を裁き、矯正することではなく、そのように人が輝いて働く生き方を後押しすることであると私どもは考えております。
 不安定な社会・経済環境の下、人に対して冷たく手厳しい施策が横行する風潮の中で、教育担当者として、安易にその流れに乗ったり、単に浅薄に走ったりするのではなく、「人が心からがんばれる、生きがいを持って働くことができるようになるために必要なこと」「人が輝くために必要なこと」などの問いかけに自分なりに本音で応えることのできる本質的な哲学をしっかりもって教育に取り組んでいくとが、最も大事であると思います。

 人は、断じて欠点だらけの無力な存在ではありません。
 本気を出せば、誰でもとても大きな仕事を成し遂げるものです。
 人材開発は、その能力を引き出す宝の鍵です。

 厳しい時代ではありますが、教育の意義はとても大きく、教育担当者の果たすべきミッションもまたとても大きいと思います。教育にかかわる皆さん、共に信念をもって頑張りましょう。

コミュニケーションの重要性

 最近、私どもの会社では、コミュニケーションに関わる研修が多くなってきております。
現実に、今伸びている会社は、地道にコミュニケーションに力を注ぎ、大切にしているところが圧倒的に多いのも事実でしょう。
 今回は、私たちが考えるコミュニケーションとその重要性についてご紹介したいと思います。

 コミュニケーションとは、2人以上の人たちの間で、互いに、考えや気持ち、意思などを伝え、理解しあう事です。
 ”コミュニケーション”は、個人としての生き方だけではなく、活気ある組織をつくるために、顧客満足、創造性の開発、生産性の向上、コーチング、人間関係、問題解決、効率の向上、など、仕事上のあらゆる側面に影響する大変重要な要素であると言えましょう。
 いつでもコミュニケーションが好いと大変素晴らしいのですが、時には”誤解”や”不安””疑い”の原因となります。

 逆に、さまざまな問題や非効率などの多くは、基本としてコミュニケーションの希薄さや誤解が原因となっていると言って過言ではないでしょう。
 では、なぜこのように通じたり通じなかったりと言った出来事が起こるのでしょうか。それは、コミュニケーションとは、心から心への伝達のことであり、その際、自分の心は、直接的に体験できるので、よく分かり、誤解がありませんが、他人の心は、直接には体験することができないので、それを理解しようとした場合、制約の多い言葉や記号を通して理解しなければならず、実際には、なかなかうまくはいかないからです。

 社会心理学者メイラビアンは、1971年、コミュニケーションの効果に関する実験をしました。その結果、言葉による効果は7%、話し方や抑揚などの聴覚効果が38%、表情やしぐさなどの視覚効果が55%という結果がでました。

 この実験によると、言葉の効果は、非常に低いと言えましょう。
 近年、私たちの人間関係は、概して表面的であり、Eメールなどの発達に伴い、言葉だけによるものが大変多くなっております。その際、実際に伝えたいことが伝わるのはほんの少しであり、圧倒的多数は、誤解や無理解、思い込み、勘違いが起こっている可能性があるといえるのです。

 これは、私たちの社会が、とても多くの勘違いや思い込み、無理解や誤解を基にしながら成り立っていることを示しており、分かり合えない苦悩に満ちた、非効率と間違いに満ちた、恐ろしい社会といえるのではないでしょうか。
 しかし、逆に言えば、このコミュニケーションを改善していくことは、今までは目を向けなかった広大な荒野を開拓していくことになるので、大変な宝を発掘することにつながると言えるのです。

自己紹介

はじめまして、有限会社ヴィーナスアソシエイション代表の手塚芳晴と申します。
このブログで、私どもの理論や考え方のご紹介、活動のご報告をしていきたいと思っています。
従来は、エキサイトブログで「元気と勇気と信頼の回復」と題してブログを書いておりましたが、本家のサイトでブログができるようになりましたので、こちらに引越すことにいたしました。

ヴィーナスアソシエイションは、元気と勇気と信頼の回復をテーマにした教育研修を展開しておりますが、テーマに即した様々な事柄を書いていきたいと思っています。